データセンタの移転

このGW、あるお客様にてデータセンタの引っ越しを行いました。
あ、ちなみに、データセンタ自体の引っ越しではなく、
利用センターの変更にともなうシステムの引っ越しです。

サーバ/ストレージ/ネットワーク機器もろもろ、あわせてラック10本分です。
仮想化してH/W台数減ったと思っていましたが、それでもなかなかの数です。
こうした場にはなかなか立ち会えるものではないです、
よい経験をさせていただきありがとうございました。

この数年、仮想化ツールの進歩も後押ししてか、データセンタビジネスを提供する事業者が増えました。
10年ほど前といえば、データセンタはそれなりの重厚な設備の建物が中心でしたが、
今は建物はもちろん、セキュリティ、サービス、価格体系など、ずいぶんと利用しやすいサービスが増え

ました。
駐車スペースを小さくしたり、ゴミを持ち帰りにしたり、
空調効率を上げたり・・・コスト削減のためにいろいろ考えていらっしゃいます。
一方、セキュリティに関しては、持ち込み制限、物理アクセス制限など、
手間がかかるところは手厚くが主流ですね。

さて、このお客様は、8年前にSAPシステム群を中心にこのデータセンタに入居し、
システムの拡張や仮想化を踏まえ、今は仮想OS含め100を超えるサーバが稼働していました。
対する引っ越し先は去年リリースしたばかりの新型データセンタ。
光熱費を中心に、毎月のコストがびっくりするほど安くなるということでした。

新データセンタの実力のほどはこれからですが、
クラウドも含め、旧データセンタからの旅立ちは基盤業界では続くのではと考えています。

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桜と採用と

季節はあっという間に桜の季節となってしまいました。
年々時が経つのが早くなっているような気がします。

ITの世界も相変わらず変化のスピードが早い早い。
前回書いたクラウド基盤の話、やはりみなさん相当に興味を持っておられる様子で、
方々で興味深く話を聞いていただいています。
私がいつもお伝えするのは、新技術の採用に関しては「欲しいときに導入する」ということです。

一昔前ですと新バージョンはもう少し使い倒されて安定してから、
といった判断が比較的多い時代がありましたが、
最近はそれを待っていたら次バージョンや新ソリューションが出てしまうというスピードなので、
いつまでたっても踏み出すことができなくなるという本末転倒が起こりがちです。

とくに最近の技術は「足回りがよい」(小規模/低予算ですぐ始められる)ので、
後でやっぱりやめるという判断もしやすい状況です。
ただ、どうしてもその調査やテストをする担当もそれ相応のフットワークが求められます。
最近はクラウド時代のシステム運用を考える機会が多いのですが。
メンバーのこうしたフットワークの軽さ、そしてそれに伴う確実なレビュー、
という要素が今後のシステム運用に求められる機能ではないかと考えています。
我々ITサービスを行う人間も時代にあわせて変わらなければいけないと痛感します。

外は桜がきれいです。町には卒業式を終えた学生さんが溢れています。
BBGCは4月から記念すべき第10期を迎え、2015年新卒採用にも力を入れていきます。
4月から消費税アップ、忘れないようにしなければ。

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クラウド基盤を使ってみた

最近話題のクラウド。一番有名なのはAWSですね。
AWSについては、昨年いろいろと検証をしてみました。
一言でいうと・・・すごい技術です。
そして、なんでもお金次第という世知辛いサービスでもあります。
SAPをAWSにインストールしてみたのですが、
あんなに高速なSAP、これまで見たことありませんでした。
お金のことを気にしなければ、ですが・・・

さて、そんな中。Microsoftが打倒AWSとして、Azureに力を入れています。
Microsoftパートナーにも積極的にライセンスを提供しているので応援したいところですが、
なんと値上げのアナウンスが・・・とほほ。
実際のサービスはというと、Microsoftらしいポップ?な管理画面、操作しやすいのですが、
あんま早くないですね。
SAPインストールしてみましたが、弊社の自作サーバと似たようなもんかと。
まあ、それが普通でAWSが異常なのです。
SQL ServerのDRなど簡単に作れるあたり好感なのですが、
数テラバイト規模のデータベースだと、バックアップ/リストアがネックです。
うまいソリューションを開発してほしいものです、これからですかね、期待してます。

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明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

なんと、前回の更新から2か月以上たってしまいました。
この2か月、某ユーザさんのSAP本番環境構築作業がありまして、没頭していました。
作業が落ち着き、書きたいネタはいくつかあるので、心機一転更新していきます。

今年も、みなさんにとって良い年となりますように。

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運用で失敗しないために 後半2

前回の”後半”からずいぶん間が空いてしまいましたが、続けていきます。

さて、前回はよくある失敗例をあげました。
ではどうしたらよいか?どんな体制を組めばよいか?どんな会社に声をかければよいか?

ひとつの正解は、「一緒に運用を育ててくれるところ」だと考えています。

もちろん、システム運用の世界は多種多様で、あるユーザさんにはバッチリの運用体制であっても、
別のユーザさんではミスマッチ、というケースは多々あります。

たとえば、大手H/Wベンダさんの運用設計では、「運用=申請書」として、
申請書から開始する業務一覧とSLAを非常に重要視します。
この場合、役割分担がきっちりできているので事故が起こりにくい反面、
ユーザ部門とシステム部門がSLAをきちっと運用しないと、対応速度やコスト感に不満が出てきます。

逆のスタイルとしては、システム部門に外部のIT専門家が常駐し、
インシデント管理と運用と変更管理と保守を非常に短期のサイクルでまわしていくケースがあります。
この場合、対応速度やユーザ満足度は高まりますが、
システム部門がきちんと統制をとらないとIT事故の温床となります。

ITIL v3は優れたフレームワークですが、そのITILでも、システム運用は改善を続けていくもの、
と位置付けているように、運用とはユーザ毎に正解は異なるもので、
日々の改善によってより良く発展していくもの、と考えています。
このような考えに即して、杓子定規でもなく、”なんとなく”でもなく、
誠実にユーザのシステムと向き合ってくれる「一緒に運用を育ててくれるところ」、
という視点で運用ベンダを選定するのはいかがでしょうか。

漠然としすぎでしょうか。
しかし、運用は技術ではまかなえない漠然とした側面を持っています。
AWSのようなクラウドを導入して基盤から解放されたからといっても、
日々の運用を考えないと従量制のコストは跳ね上がっていきます。

体制を敷いたからといっても、個々の担当者の意識が低ければインシデントは解決しません。

ぜひ、信頼できる「一緒に運用を育ててくれるところ」を見つけてください。

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