最近、運用のご相談をいただくケースが増えています。 いや、増えているというより、構築のお話が減っているのですね。 数年前から「既にSAPは飽和状態」などという話が出ていましたが、 いよいよかな、という気がします。 これまで、バージョンアップやHANAの一過性のトレンドはありましたが、 市場としては運用/保守の比率が高くなっているのでしょう。 運用というと、弊社はとても思い入れが強い分野です。 どんなに優れた機能を搭載したシステムであっても、 使っていただかないと作った意味が薄れてしまいます。 運用と一言で言っても、システム規模の大小とユーザさんの文化によって、 その形は色々です。 弊社では、運用に至るまでに運用設計の自体を「運用方針作成」として定義します。 その後、運用設計として「SLA」「運用業務一覧」「運用業務フロー」に落とし込ます。 運用設計と並行して、運用/保守ベンダさんの選定や引き継ぎのお手伝いをしたり・・・ そのユーザさんの文化に合わせて参画範囲や深さは色々です。 そんな色々な運用、最後はITILや運用ベンダさんのなんらかのフレームワークにあわせて、 チケット制やベースライン制などの課金体系を決めたらいよいよ準備完了。 この金額と体制、毎回試行錯誤をするものの、「これが正解!」といったものはありません。 チケット制が合うユーザさんもいれば、ベースライン制のほうが予算管理がしやすかったり、 シェアドサービスで充分なケースもあれば、フル常駐型を希望するユーザさんもいたりします。 そうはいっても、なるべくユーザさんが満足する形に近づけるためにも、 運用設計のアプローチは必須です。 システムの大小や文化を問わずです。 次回、失敗例や実際に運用の現場で起こる事例をご紹介します。